コニュニケーション

平成23年10月25日

先日ご来店いただいた３０代の男性３名様。

いらっしゃいませぇ～♪　あれっ？外国の方かな？？

失礼しました…聴覚障害をもつ、とても爽やかな３名様。

少し戸惑いながらも筆談で…

ウィスキーロックを頼まれて、少しほろ酔いながら、好きな女の子のお話なんかしてはるのか？

とても楽しそうに会話されています♪　良かったぁ。

で、こちらのお客様とは、音楽の話や面白いお話をしながら談笑している私。

そうなんだ、音楽とか笑い声とか耳から入る情報って無い方達なんだなぁ～…。

そして筆談でコミュニケーション、どちらから？お店にはふらっと？？などなど質問。

１人の方が茅ヶ崎からお越しで、先斗町で食事をして２軒目のお店が満席で、ここに辿り着いたとのこと。

わぁ～嬉しいなぁ♪

そうだそうだ！私もひとつくらい知ってる・・・確かドラマでみた手話。



「ありがとうございます！」

って手話で伝えてみました。

おぉ～～って、凄く喜んでいただき、私も何気に褒められほろ酔いまじってフワフワ♪

また、是非３人でご来店くださいねぇ～♪♪


そんな素敵な出会いがあった翌日。

テレビである女性のドキュメントを観た。



「耳の聞こえない私が４カ国語しゃべれる理由－金修琳(キムスーリン)」

６歳までは普通に聞こえていたのに、過酷な状況によって聴覚の機能が奪われてしまった女性。

親から見捨てられ、韓国から日本へ引越し。

そこで、相手の口元を見て言葉を理解する。

日本語も話せるようになり、生きる術として、英語を学びたいとイギリスに留学する。

ホームステイと学校で猛勉強の末、６ヶ月で英語をマスター。

帰国後は、日本の大企業に就職。

更にその後、３年間のバックパッカーをして世界旅行。

旅行中スペイン語の学校に通い、５ヶ月でスペイン語もマスターする。

帰国後、３０歳過ぎてから外資系の一流会社に就職。

バイタリティーと行動力とポジティブシンキングで道を開いていく。

驚いたのは、語学のマスターの早さ。

耳が聞こえないのに、話せるようになるのだからどれだけ猛勉強したことか。



はぁ～恥ずかしくなる…。

私の周りのお友達も英語ができる人が多くいて尊敬します。

色んな理由つけて勉強していない……イカンイカンっ！

猛勉強の猛は無理だけど、ちょっとづつ勉強しようと思う今日この頃。